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雪青(せっせい)

済南の冬の大雪で積もった翌年、春の茶葉の色が例年に増し蒼々しい緑になり、
新芽もたくさん出た。その芽で作ったお茶のできが良いことから、この名称となり、
銘茶となった。
一芯一葉で4月下旬から5月上旬に摘む。茶葉は産毛があり細く、深く蒼みがかかった緑色。
味は新鮮で爽やか、香りは、清らかで長く続く。色水は、淡い黄緑である。

雪水雲緑(せっすいうんりょく)

雪水峰で1987年に作られた新しい銘茶である。
茶葉は深い緑色で、味は新鮮で芳醇。水色は、明るく透明感がある。お茶を出した
あとの茶葉は、ツヤがあり、柔らかで明るい緑。

石亭緑(せきていりょく)

泉州の西に蓮花峰があり、その上に石亭がることから名づけられた。
このお茶は、「三緑三香」といわれる。
「三緑」とは、茶葉の色が「銀緑」、水色が「碧緑」、お茶をだしたあとの茶葉が
「柔らかな緑」と表現されるため。
「三香」とは、緑豆の香り、杏仁の香り、蘭の香りにたとえられるところからきている。

政和工夫(せいわくふう)

政和大白種を使い、100年位の歴史をもつお茶である。
茶区の福州は緑茶製造に代わり、現在はほとんど生産されていない。
茶葉は、黒くツヤがあり、味は、芳醇でボディがある。あと味が甘く、ミルクや砂糖を
いれず、そのまま飲んでもよい。香りも甘い。水色は、鮮やかな紅色。

青磚茶(せいたんちゃ)

原料は老青茶で、清代には蒲圻羊楼洞で作られていた。「川」という字が商標で使われて
いたため、川字茶ともいわれる。
1890年前後から作られ始め、茶葉だけでなく、茎も一緒に圧縮される。
茶葉は茶色で、濃い味だがクセはない。独特の香りで、あと味は甘い。水色は、赤みを
おびた黄色。

青城雪芽(せいじょうせつが)

漢代からのお茶の産地である、青城山で採れるのでこの名前がついた。
茶葉は白毫があり、一芯一葉で摘む。清明節の前6~7日ごろから摘み始め、清明節後
3~4日ごろまで摘む。
爽やかで新鮮な濃い味が特徴的。香りも爽やかで長く続く。水色は、透明感のある
黄色かかった緑色。

正山小種(せいざんしょうしゅ)

もとは武夷岩茶の一つで半発酵から全発酵になったお茶である。1700年後半に作られ、
ヨーロッパに伝わりアフタヌーン・ティーのお茶として用いられるようになった。
ほとんどが立夏から摘む春茶だが、小暑から摘む夏茶もある。一芯二葉または一芯三葉
で摘み、松の濡れた枝を燃やし、煙で燻す製法で、独特の香りを醸し出す。
茶葉は黒いツヤがあり、芳醇であと味が甘い。香りは強く、色水は鮮やかな紅色である。

西湖龍井(せいこりゅうせい)

中国緑茶を代表する古くからの銘茶である。茶区は獅峰、翁家山、雲栖、霊隠など
広い。
明前を一番とし、雨前がそれに続くとされる。基本は一芯一葉、一芯二葉だが、
一芯だけを摘むものもある。
茶葉の色は深い緑ないし黄緑。味は甘く新鮮で、水色は、透明感のある黄緑である。

井岡翠緑茶(せいこうすいりょくちゃ)

中国でも有名な観光地の井岡山で採れ、茶葉の色が翠緑であることから名付けられた。
一芯一葉または一芯二葉で穀雨前後に摘む。葉は細長く、産毛がり、深みのある緑色。
香りは高く、あと味も甘く、新鮮で芳醇である。水色は黄緑色。

翠螺(すいら)

1984年に南京で産された新しい銘茶。
茶葉は丸く巻いていて、一芯一葉または一芯二葉で摘む。色は浅い緑、香りは高く、味は濃く、ボディ
がある。水色は、明るい黄緑色である。

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