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中国黄茶

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蒙頂黄芽(もうちょうこうが)

このお茶は、蒙山の名山県側で採れる。
春分のころ、芽が少し出たら摘み始め、少し開いた太い芽だけを摘む。製造過程の中で、
「包黄」といわれる後発酵の工程がある。
茶葉は産毛があり、色はくすんで黒みをおびている黄系である。芳醇で新鮮、あと味が甘いのが
特徴的。香りも濃く甘い。水色は、落ち着いた黄色である。

北港毛尖(ほっこうもうせん)

唐代から北港茶は有名で、北港という地名から名付けられた。
一芯二葉または一芯三葉で、清明節のあと5から6日たった、晴れた日にだけ摘む。
揉捻のあと、黄茶の特徴の「悶黄」をする。葉の柔らかさにより等級が決まる。
茶葉は、産毛があり黒みがかった深い緑色である。味は芳醇で、ボディがある。
香りは清く高い。水色は、オレンジがかった黄色。

君山銀針(くんざんぎんしん)

開く前で、中に3~4葉、若芽が包み込まれている状態で摘まれる珍しいお茶。

黄金色系のたくましい茶葉で、銀毫があり、香りは爽やか。味も爽やかで、甘く芳醇である。水色は明るい透明感のあるオレンジ系の黄色。いれたあとの葉は、艶のあるやわらかい黄色をしている。

ガラスのコップでいれると茶葉上下するという特徴もある。

霍山黄芽(かくざんこうが)

一芯一葉または一芯二葉、穀雨の3~5日前から摘み始めるもので、緑茶に近い製法だが、葉はもともと少し黄色がかっている。質が良いものになると艶のある黄金色になる。

水色は明るい黄緑色で、香りは栗を熟したような感じである。芳酵で、ポディがあり、甘い味がする。

このお茶は、1000年以上の歴史をもつお茶で、明代初期には献上茶となった。

温州黄湯(おんしゅうこうとう)

一芯一葉または一芯二葉が基本で、大きさが均一である。やわらかで、産毛のある茶葉は明前に摘む。

この茶葉は「悶堆」といわれる製造工程を行っている。この方法で完成した茶葉は、細長く、強く揉捻されており、黄緑色をしている。水色は透明感のある山吹色をしており、香りは芳酵でやわらかだが、少しきつい。

 

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