ご注文いただきますと

までに当店を出荷

ログイン
マイページ
パスワードを忘れた方はこちら

香菇寮白毫(こうこりょうはくこう) 

味は爽やかであり、蘭のような香りをもつ。水色は、透明な薄い黄緑色をしている。

上質の茶葉になると、白毫をもつ針のようで、筆の先のような新芽は光り、産毛が多い。

1800年代の終わりから作られたとされるこのお茶は、椎茸の産地で作られた。香菇とは椎茸の意味で、それを作っている寮で作られたことからこの名がついたとされている。

高山烏龍茶(こうさんウーロンちゃ)

現在、台湾烏龍茶のトップブランドであるこのお茶は、標高1000mを超す茶区で栽培させることからこの名称になった。

1980年代から作られ初め、徐々に開発された茶区で栽培、製茶された烏龍茶であり、包種茶に分類される。4~5月に作られる春茶、11~12月に作られる冬茶がとくにおいしいとされている。

水色は黄金色で、金木犀の花のような香りをしている。味は芳醇で甘く、戻り香が甘いのも特徴である。

黄山毛峰(こうざんもうほう)

1875年ごろから作り始めたこのお茶は、中国観光名所の一つである黄山で生産されている。白毫が多く、山のような葉から毛峰と名付けられた。

水色は、黄緑色で透明感があり、厚みのある濃く、甘い芳醇な味をしている。

またこのお茶は、中国緑茶を代表する銘茶の一つであり、ヨーロッパ人の評価も得たことから輸出されるようになった。

江山緑牡丹(こうざんりょくぼたん) 

清い香りが長続きし、味は爽やかで芳醇がある。水色は、透明感のあるやわらかな緑色をしている。

一芯一葉または一芯二葉で、清明節前後に摘む。芽が若芽を包み込み、白毫があり明るい緑色をしている。

最近、茶舗で「緑牡丹」として売られているが、このお茶とは別物なので注意。

康磚・金尖(こうたん・きんせん)

「康磚」と「金尖」の形状の違う二つの茶を一緒に読んでいるが、別々にいう場合もある。

四川省の固形茶を代表するお茶であり、茶葉の色は黒っぽい茶色で、味はまろやかで芳醇。水色は濃い紅色をしている。

主な消費地は、チベットや四川省の西部地区などがあげられる。

湖紅工夫(ここうくふう)

芳醇で上品、後味が甘いことが特徴であり、水色は鮮やかな紅色で、香りは素直である。

一説には1850年後半から作られたとの説もあり、安化、新化、桃源など広い地域で作られている。

午子仙毫(ごしせんごう)

この茶葉の大きさは3㎝以下で、清明前の10日ほど前から摘み始める。茶葉の色は、新鮮で明るい緑色で、香りは高く、味は濃い。また、産毛が多く生えており、肉厚の葉である。水色は、透明感のある落ち着いた黄緑色である。

午子山で採れることから名づけられたこのお茶は、古く漢の時代から作られていたという説もある。一時期生産が途絶えたこともあるが、1980年代に再興した。

古文毛尖(こじょうもうせん)

茶葉の色は、深く黒みをおびた緑色をしており、白毫がある。香りは長続きし、味は爽やかであることが特徴。水色は、落ち着いた透明感のある山吹色である。お茶を出したあとの茶葉は、薄いやわらかな薄い緑色している。

顧渚紫笋(こしょしじゅん)

葉は深い緑色をしており、産毛がある。蘭の香りをもち、甘い味で、水色は透明で上品。

一芯一葉または一芯二葉で、清明節から穀雨の間で摘む古くからの銘茶であり、陸羽が高く評価し、献上茶に推薦されたといわれている。その結果、唐代に献上茶を製造する貢茶院が作られた

七境緑茶(しちきょうりょくちゃ)

茶葉に斑点があるこのお茶は、水色はやわらかな緑色をしている。変色しにくいことが特徴である。お茶を出した後の茶葉は、黄緑色をしている。香りは、自然な花の香りをしており、やわらかく、長続きする。香りの吸着力が強いことも特徴。

古くは「西路緑茶」といわれ、七境堂周辺のお茶をブレンドし「七境茶」ともいい、ブレンドしない場合は「正七境茶」と呼んでいる。

お茶辞典TOPへ戻る