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廬山雲霧(ろざんうんむ)

廬山は中国を代表する観光地である。この茶は、漢代からあったとされる。
一芯一葉が基本で、清明節前後から摘み始める。
茶葉は、細く揉捻され、ツヤがあるのが特徴である。色は黒みをおびた緑。
爽やかで新鮮、濃い芳醇な味である。あと味も甘く、豆の香りがする。水色は、
透明感のある黄緑。

六安瓜片(ろくあんかへん)

六安は地名、瓜片は茶葉が瓜の種に似ていることから名が付けられた。極品は「斉山名片」
ともいわれる。
芽は摘まず葉だけを穀雨前後に摘む。「名片」が一番茶で、「瓜片」はその次に摘む。
茶葉の特徴は、カールして揉んでいる。色は黒みをおびた緑で産毛がある。味は新鮮で、
あと味は甘い。清い香りは長く続き、水色は明るい黄緑である。

老竹大方(ろうちくだいほう)

老竹峰のある茶区で最初につくられたので名付けられた。大方は作った僧の名である。
このお茶の最上のものを「頂谷大方」という。
「頂谷」は雨前に一芯二葉で摘み、「老竹」は穀雨から立夏にかけて一芯二葉または
一芯三葉で摘む。
茶葉は黒みをおびた緑色で、味は芳醇でボディがある。香りは高く栗の香りがする。
水色は、透明感のある薄い黄緑。香りの吸収力が強く、花茶のベースにも使われる。

嶺頭単欉(れいとうたんそう)

1960年代の初め、鳳凰水仙の品種から移植して作られた。鳳凰単 と共通性が多い。
午後に摘み、夜には荒茶まで作る。茶葉は細く長く少し曲がっている。色はツヤがあり
黒みがかっている。新鮮で芳醇な味は、あと味の甘さが良い。香りは、花の蜜のような
または、フルーティな香りが特徴的。水色は、オレンジ系の明るい黄金色である。

 

 

臨海蟠毫(りんかいはんごう)

漢の時代、杭州地域は茶区があったといわれ、明代にはたくさん生産されていた。
一芯一葉または一芯二葉で、清明節の前後2週間位で摘まれる。とぐろを巻くような
状態(蟠)に揉捻され、銀毫があるところからこの名前が付けられた。
茶葉は、シルバーグリーン。芳醇でまろやかな味で、香りが高く新鮮である。水色は、
薄く上品な黄緑。

龍都香茗(りゅうとこうめい)

成都は古くからの茶区である。
一芯一葉または一芯二葉の芽を使い、質の良い茉莉を吸着させる。清明節前後の2週間で摘む。
茶葉は産毛があり、上品なジャスミンの香りが長く続く。味も新鮮で爽やかである。
水色は明るい黄緑。

龍須茶(りゅうすちゃ)

龍の髭のような形をしていることからこの名がつけられた。糸で一束にされているところから
束茶ともいわれる。
300年を越す歴史のあるお茶で、一番良いとされるものは、武夷山の八角亭である。
一芯三葉または一芯四葉で穀雨から立夏にかけて摘まれる。細く長く(10cm~13cm)揉捻のあと
乾燥前に束(一束10g位)にする。
茶葉は黒っぽい緑色。花の香りがし、苦味があるが芳醇な味である。水色は透明感のある
オレンジ系の黄色。

龍山雲毫(りゅうざんうんごう)

龍山茶園で採れ、産毛があるのでこの名前になった。
一芯一葉または一芯二葉で、2月上旬から11月下旬までの長い期間摘めるお茶である。
茶葉の特徴は、産毛があり、細く強く揉捻されている。色は黒みをおびた緑色。
香りが高く、栗の香りとも例えられる。味は新鮮で爽やか、あと味も甘い。水色は、
透明感のある黄緑である。

龍岩斜背茶(りゅうがんしゃはいちゃ)

龍岩市の斜背村で産するので、この名前が付けられた。斜背村は300年以上の製茶の歴史が
ある。
立夏前後に摘む。茶葉は暗い黄緑色をしており、水色は赤みおびた黄色である。
濃くボディがある味で、中国産オリーブのようなあと味がある。香りも独特である。

蘭渓毛峰(らんけいもうほう)

1972年に作られた新しい銘茶である。良い茶葉は、茉莉花茶のベースにもなる。
一芯一葉または一芯二葉で、清明節前後、10日から2週間程度で摘む。
茶葉は細く、産毛がる。芳醇で爽やか、甘い味が特徴である。清香系の澄んだ香りは
長く続き、水色は薄い黄緑。

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