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新芽数と新芽重の経年影響

摘採や整枝を繰り返していると、次第に枝数が多くなり、したがって芽数は増加してくるが、反対に細枝化して個々の芽は小さくなって行く。このように芽数と芽重は負の相関関係を示している。極度の芽数増や芽重減が認められれば、浅刈りや深刈り、ときには中切りなどにより矯正する。

新芽数と新芽重の計測法

摘採適期に摘採面上に一定の大きさの枠をかけ、枠内の摘採可能な新芽の数を数える。枠の大きさは三〇cm平方か二〇cm平方がよく用いられる。同大の枠を園内に数カ所以上かけて調べ、より信頼度が高い平均値を把握する。枠の大きさを一㎡に換算して、一㎡当たりの新芽数は平均二〇〇〇芽内外、摘み取った新芽一〇〇個の重さが平均五〇g内外を最適としているが、品種による差も大きい。

茶園収量を構成する三要素

(1)摘採される個々の芽の大きさ(芽重)(2)一定の面積当たりの摘採できる新芽の数(芽数)(3)摘採で切る面積の広さ(摘採面積率)

収量の診断

収量は地域によって異なる。温暖地では一〇aあたり七〇〇〜八〇〇kgもめずらしくないが、北限付近では五〇〇kg前後の例が多い。地方なりの減収、低収の認められた際に原因をしっかり解明するべきで、老齢化、病害虫の被害、土壌条件の劣化、施肥の不適正、気象条件の影響などについて検討し、適切な改善策を講じる必要がある。

肥料の種類〜有機質肥料〜

油かすや魚粉などが一般的である。茶園では使用量が特に多い。茶品質向上に役立つとされる半面、購入金額が高いのが難点。秋には完熟した堆きゅう肥を一〇aあたり少なくとも一トン以上を畝間に深くすきこむのが普通である。

肥料の種類〜カリ肥料〜

硫酸カリか塩化カリが用いられるが、前者の方がより多い。

肥料の種類〜リン酸肥料〜

重焼リン、溶性リン肥、過リン酸石灰などが用いられる。

肥料の種類〜窒素肥料〜

硫安・硝安・尿素・石灰窒素のほか、緩効性のIB,CDU化成、被覆尿素などが各々の特性に合わせて用いられる。

幼木期の施肥

定植直後から成園になるまでの幼木期は、成木に比べて施肥量は少なくて良い。初年度は十五%程度、二年目は五〇%程度、三年目は六〇%程度、四年目七十〜九〇%程度、五年目からは八〇〜一〇〇%である。また施肥一は定植当年から二年目頃には株元から三〇センチほど離して施肥し、三〜四年目になり、根の分布が畝間に全面に広がってからは畝間全面に均一に施用する。いずれも施肥後は土壌と混合する為、必ず耕耘する。

九州地方の施肥回数

鹿児島付近では春肥一回目二月中旬、二回目三月上旬、夏肥は一・二・三番茶摘採後の三回、秋肥一回目九月上・中旬、二回目十月上・中旬の七回。さらに芽だし肥(摘採日二〇日前)を加えると八回となっている。

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