ご注文いただきますと

までに当店を出荷

ログイン
マイページ
パスワードを忘れた方はこちら

茶事

寄り合ってお茶を飲むこと。

忌日に、茶菓子を用意して親戚・知人を招くことや、法事後の酒盛りのこと。

お茶を淹れた後、時間がたつと色が変わるのは?

お茶の中のカテキンが、時間が経つと参加して茶色に変色するからです。

お茶の中に含まれる、カテキンやクロロフィルが、熱や光、空気に触れることで、酸化したり、ほかの成分と化学反応を起こして、成分が変化するのですが、色だけではなく、味も悪くなります。

お茶を挽く

昔、暇な遊女にはお茶を挽かせたことから、

客が来なくて暇である様子、仕事をせずに時間をつぶしている様子を言う。

宵越しのお茶は飲むな・・・とは?

お茶を淹れた後に、一晩そのまま急須にいれたままにしておいたお茶は飲むな・・・という意味です。
厚い夏は特に、急須の中も菌が繁殖するくらいの温度で、中のお茶が酸化しておいしくなかったり、葉の中に含まれる、タンパク質が腐敗している可能性があります。

そんな理由で飲まない方がいいと言っているのです。

追伸
最近は冬でも暖房器具の影響で、部屋の中でも、温かい状態になっています。
冬でも、できれば、宵越しのお茶・・・は、お勧めしません。

お茶にする

仕事の途中で休憩してお茶を飲む、一休みする。

茶化す、に同義の
はぐらかして相手にしない、という意味もある。

茶化す

まじめな話を冗談にしてしまう。
まじめに取り合わない。
ごまかす。

「茶化す」は当て字。

カテキンをたっぷりとるにはどんなお茶が良いのでしょうか?

生の葉の状態では、資料によると、一番茶よりも三番茶のほうが、カテキン量が多いとされています。
しかしながら、お茶を淹れて飲むと、異なった結果が出ます。

一番茶と三番茶を比べた場合、一番茶のほうが、葉の組織が柔らかいため、揉むことによって、組織が壊れて成分も溶け出しやすくなります。三番茶などは、夏の強い日差しを浴び、繊維質が多い硬い葉になるため、揉んでも組織が壊れにくく、成分も出にくくなります。
ですから、お茶をおいしく、さらに、カテキンをうまく上手に摂取するには、一番茶を使ったお茶を選ぶのが良いということになります。

追伸
近年では、三番茶はあまり摘み取る傾向にありません。

お茶の味を決める3つの要素

お茶の味を決める3つの主な成分、アミノ酸・カテキン・カフェインです。
これらの成分は、お茶を淹れる時のお湯の温度によって溶け出し方が違います。
溶け出した各成分の量により、お茶の味が決まるといってもいいと思います。

湯の温度により、この3つの成分の溶け出し方が違います。

アミノ酸類(旨味)・・・お茶の温度に関係なく溶け出す
カフェイン(苦味)・・・低温では溶け出しにくいが、高温になると一気に溶け出す
カテキン(苦・渋味)・・・お湯の温度が高くなるにつれて溶け出す

おいしいお茶の淹れ方は、お湯の温度を選ぶことによって、これらの成分の溶け出し方をコントロールすることで、変化します。

+
茶葉の量、浸出時間(待ち時間、抽出時間ともいう)、湯の量などが加わります。

お茶を濁す

適当にその場をつくろうためにいい加減なことを言うこと。

茶道を知らない人が、適当にお茶を濁らせて抹茶に見えるようにしたことから。

朝茶は七里帰っても飲め

朝に飲むお茶は災難除けになるので、忘れて出かけたら七里の道のりを帰ってでも飲んだほうが良い、というたとえ。

お茶辞典TOPへ戻る